ヒコログ 学科 ─ ドローン学科の一次資料ベース対策
ドローン二等 学科「目視外飛行」の補助者・レベル区分・装備要件を整理
目視外飛行の学科では、「目視」の線引きと、補助者を配置するかどうかで変わる装備要件で失点しがちです。特にFPVゴーグルの扱い、補助者あり/なしで追加される装備、カテゴリーⅡAとⅡBの区分を混同すると、選択肢のすり替えに引っかかります。
まず覚える数字・要点
- 目視の定義 … 操縦者が裸眼で機体を直接確認すること
- FPVゴーグル・双眼鏡 … 目視には含まれず目視外扱い
- 係留特例の紐の長さ … 30m以下+紐の範囲内に第三者を立ち入らせない措置
- カテゴリーⅡAの要件 … 空港周辺・高度150m以上・催し場所上空・危険物輸送・物件投下・25kg以上の6要件のいずれか
- カテゴリーⅡBの例 … 人口集中地区上空・夜間・目視外・30m未満を立入管理措置ありで実施
- 補助者ありの必要装備 … 自動操縦・機外監視できる機体、地上監視できる操縦装置、フェールセーフ機能(§4.2)
- 補助者なしの追加装備 … 視認性を高める灯火・塗色、飛行経路全体を確認できるカメラ等、危害防止を証明した機能(§4.2)
- フェールセーフの中身 … 電波断絶時の自動帰還・空中停止、GNSS異常時の自動着陸、電池異常時の発煙発火防止等
出やすいひっかけパターン
- 目視(裸眼で直接確認) ↔ FPVゴーグル・双眼鏡越しの確認(目視外扱い)
- 補助者あり(自動操縦・機外監視・地上監視・フェールセーフ) ↔ 補助者なし(灯火・塗色・経路全体カメラ・危害防止証明を追加)
- カテゴリーⅡA(25kg以上・空港周辺・高度150m以上等の高リスク) ↔ カテゴリーⅡB(人口集中地区・夜間・目視外・30m未満を立入管理で実施)
- 係留30m以下+立入防止で規制の一部緩和 ↔ 50m以下ですべての飛行規制が免除(数値も範囲も誤り)
- 物件の投下に該当する農薬の空中散布 ↔ カメラ撮影や目視外操縦(投下とは別区分)
- フェールセーフ=電波断絶・GNSS異常・電池異常への対応 ↔ 障害物接触時の自動修復(存在しない機能)
必修ポイント
- 「目視」は操縦者が裸眼で機体を直接見ること。FPVゴーグルや双眼鏡を介した確認は目視外飛行として扱われ、目視外の規制が適用される
- 補助者を配置する場合は、自動操縦システムと機外を監視できる機体、地上で機体状態を監視できる操縦装置、フェールセーフ機能が必要(教則§4.2)
- 補助者を配置しない場合は、上記に加えて視認性を高める灯火・塗色、飛行経路全体を確認できるカメラ等、第三者に危害を加えない証明機能などを追加で備える(教則§4.2)
- カテゴリーⅡAとⅡBは別物。人口集中地区上空・夜間・目視外・30m未満は立入管理措置ありでⅡBに分類され、25kg以上や空港周辺等の高リスクはⅡA
- 30m以下の紐で係留し紐の範囲内に第三者を立ち入らせない措置をとれば、特定飛行の規制の一部が緩和される(全免除ではない)
対策の指針
まず「目視」の定義を軸に、FPVゴーグルや双眼鏡が目視外扱いになる点を固めると、関連論点が芋づる式に整理できます。次に補助者の有無で装備要件が変わることを、あり(自動操縦・機外監視・地上監視・フェールセーフ)となし(灯火・塗色・経路全体カメラ・危害防止証明の追加)の2列で対比しながら覚えると、選択肢の絞りすぎ・水増しのすり替えを見抜きやすくなります。カテゴリーⅡAとⅡBは、要件を一覧で並べて「どちらに入るか」を判定する練習が有効です。数値は30m(係留・人物件距離)や150m(高度)など出典の値をそのまま押さえ、記憶があいまいな肢は教則§4.2など該当箇所に戻って確認する進め方をおすすめします。
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